シューマンに学ぶ 座右銘

音楽を志す人の心構え

○ 「耳を養うことが、いちばん大切です。早くから調性と音を知るように心がけなさい。 鐘、窓ガラス、郭公___それらがどんな音をだしているかを聞きわけなさい

○ 「音階とかそのほか指の練習曲を、勤勉にひくべきです。 しかし、それですべてをなしとげたと思い、年をとるまでくる日もくる日も多くの 時間を機械的な練習に費やしている人が大勢います。それではまるで、毎日ABC をできるだけ早く言えるように苦労している人と変わりありません。 もっとましなことに時間を使いなさい。

○ いわゆる<無音鍵盤>が発明されましたが、ほんのしばし試してみれば なんの役にもたたないことがわかるでしょう。

○ 「やさしい曲を、上手に、美しくひくように努力しなさい。難しい曲をいい加減に ひくよりはずっとましです。

○ もっと大きくなったなら、流行曲などをひくのはおやめなさい。 時間は貴重なものです。もし今あるだけのよいものを学ぼうとしたら 100人分の命をもたなければ・・・・

○ 「いつでも、正しく調律された楽器で演奏しなさい。

○ どんな流行もやがては時代遅れになるでしょう。   そして 年寄りになるまでそれを追っていると、だれにも尊敬されない   バカ者になってしまうでしょう。

○ 始終、社交の場で演奏することは、利益になるより害になります。   人前にでるのはよろしい、がしかし、自分の心の中で恥じなければならないような   曲は絶対に弾かないこと。

○ 「二重奏、三重奏など、他の人といっしょに演奏する機械を逃がさないように   なさい。それはあなたの演奏を流ちょうに、活発にしてくれます。   ときどき歌い手の伴奏もやりなさい。

○ 「音楽の歴史の勉強は様ざまの時代の傑作をたくさん聞くことによって   支えられて、うぬぼれと虚栄心をいちばん早く直してくれるでしょう。

「どうしても平和に到達できそうもない大人よりもむしろ子供を うらやむ方が本当ではないだろうか」

「これらの曲をかいている時ほど音楽的に自分の気持ちがのっていたときは  ありません」

「こどものためのアルバム68」をかいたときのシューマンの言葉だ

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