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「剽窃」とは「他人の思考、著作、発明を自己ものとして使うこと」 であること、オックスフォード辞典には定義されているが、 もしそのとおりだとすると、音楽辞典に名前ののっているすべての作曲家は、例外なしに剽窃者だとなるであろう。 リヒャルト・シュトラウス 「世界中に知られざる偉大な音楽が非常にたくさんある。 どうして私がもういちどそれを使ってはいけないのか」 彼は「盗用」という非難にたいしてミ然とこう答えた。 シュトラウスはある日、<サロメ>の上演を指揮してきた バルセロナからの帰りの汽車の中で見知らぬ人といっしょになった。その人は実はスペイン人の指揮者ラサルだったのだが、彼の顔をしげしげと見ると、突然口笛を吹き始めた。 シュトラウスは思わず笑って、その先を続けた。 「もちろんですよ」彼は満足げに付けくわえた。<サロメ>の主題がロッシーニの<セビリャの理髪師>の中にあるということは 私はよく知っているんですよ。ふたりはそれからよき友人となった。 ブラームス 「あなたの<ハ短調交響曲>はすばらしい」とある人があるとき ブラームスに言った「ただ残念なのは、フィナーレの主題が、ベートーベンの<第九>をすぐに連想させてしまうことです」 「ああ、そうですね」とブラームスはそれに答えた。「そしてもっと残念なことは、馬鹿者どもがみなすぐにそれを連想しないでは いられないということです」 バッハはコレッリやヴィヴァルディの旋律をたくさん利用しているし彼の偉大なる<ハ短調のフーガ>の主題は、一音一譜すべてヨハン・マッテゾンから出たものであった。 ハイドンはクロアチア民謡とジプシーのメロディーを使い モーツァルト<フィガロ>の中のファンダンゴは、グルッグの<ドン・ファン>から<魔笛>の序曲の根本主題は、バッハの <変ホ長調フーガ>から来ている。モーツァルトの<バスティアンとバスティエンヌ>の 序曲と35年後に書かれたベートーベンの<エロイカ>との間には、驚くべき類似が存在する。 フンメルはあるとき、どのような美しい考えがもとになって、あのうっとりするような<変ホ長ロンド>ができたのか、と聞かれた。「バッハの<嬰ハ短調フーガ>の基本主題ですよ」と彼はあけすけに答えた。 「それから八十ドゥカーテンの儲けを期待してね」 ロッシーニとなると、もうなんのためらいもない泥棒のようなものである。<セビリャの理髪師>の中の「ツィッティツィッティ」は ハイドンの<四季>の中の「早くも農夫は喜び急ぐ」であり<アルジェのイタリア女>の中の「美しき女のために悩む」は モーツァルトから<コリントの包囲>の序曲第一主題は、明らかに ベネディットマルチェロの<詩篇二十一>からもってきたものである。
| Valentina Igoshina Plays Chopin
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トニー・パルマー監督がショパンの生涯を描いた映画「The Strange Case of Delfina Potocka: The Mystery of Chopin」のサウンドトラック。ピアニスト、バレンティナ・イゴシーナはモスクワ音楽院を卒業。ラフマニノフ国際ピアノ・コンクールとアルトゥール・ルービンシュタイン国際青年ピアノ・コンクールで優勝したロシアの美形女流若手ピアニスト
言わずと知れた、ロックギターの金字塔です。何度聞きなおしても見事な演奏、ジェフベック本人も生涯このアルバム以上の演奏ではできないと思います。まさに奇跡の演奏 紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】 あとワンテンポでも遅ければ、単なるマヌケなテンポになってしまうギリギリの部分での演奏はまさに神業!奇跡の所業、今後100年はこのような名演は聴かれる事は無いと断言できるほどの名演です。
名盤の条件 アルバムの場合、1曲のみの名演に頼り、後半モタレてしまうアルバムは除外します。同じく名演奏といわれる楽曲ではなく演奏のレベルでの評価も除外します。 © 音楽のお話. All Rights reserved. |
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